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2011/8/31

3分で仮想サーバーを立ち上げる!【後編】

GMOクラウド株式会社の芦田です。GMOクラウドPublic の中の人です。
「3分で仮想サーバーを立ち上げる!【前編】」では、「本当に3分で仮想サーバーを立ち上げられるのか?」というテーマのもと、「仮想サーバーのプロパティ」と「テンプレート」の設定まで終わらせました。引き続き、クラウドコンソール内の同一ページ上にある設定項目を埋める作業を進めていきましょう。ちなみに記事は延々と続いていますが、ここまでの設定作業自体はまだ1分も経っていません!
では、仮想サーバーに割り当てるリソースの設定です。
今回は、月額2,500円のZ20プランを利用しています。仮想サーバー作成時のデフォルト設定は、下記のとおり。ご契約プランで標準提供されるリソース中でも、最も少ない分量に設定されています。

ここで設定できるのは、「メモリー」「CPUコア数」「CPU占有率」の3点です。直接的に数字を入力するか、またはゲージを動かすことで好みの設定を行います。試しにZ20プランで標準提供されるリソースを超えるくらい、メモリーを増設してみますと・・・

仮想サーバー稼動時に発生する価格に反映されます。これは、このスペックで仮想サーバーを作成して運用することで、追加料金が発生することを意味します。1時間あたり、29円(切り捨て/※)という換算です。
※ GMOクラウド Publicの拡張リソース料金は、1時間0.0x円という風に1円未満の料金で課金されるため、ここでは小数点以下の数字まで表示されるようになっています。最初に見た方は、びっくりするかもしれません。しかし、実際は、切り捨てですのでお得です。

このように契約プランで定められたリソース(Z20プランの場合、最大メモリー1GBまで追加料金なしで利用可)の範囲を大幅に超過して利用すること場合のみ、追加料金が発生します。そして、同一画面上に1時間あたりの料金が表示されます。想定されるパフォーマンスと予算のバランスを考えながら、仮想サーバーのリソースを割り当てられます。
少し遊んでしまいましたが、あらためて現実的なリソース設定を行ってみます。リソース設定時の心得は、「今、必要なリソースを適切に設定しよう」です。たとえば、専用サーバーを選定する場合、将来的な拡張性に耐えうる高スペックを意識して選ぶ人が多いと思いますが、クラウドの場合、不要なリソースは徹底的に削ぎ落としたスモールスタートがおススメです。GMOクラウド Publicの場合、オートスケール機能もありますし、必要な時に必要なだけリソースを増やして効率的かつ経済的な対応をすればよいのです。専用サーバーのように、将来必要になるかもしれないリソースを最初から用意し、まだ使っていない過剰リソースに対して支払い続ける必要はないのです。
さて、メモリーはMB単位で入力またはゲージで設定します。コア数は1単位で、そしてCPU占有率は%単位で入力またはゲージで設定します。Z20プランの場合、最大20%(コア数 x CPU占有率で算出)まで追加料金なしで利用できます。
シンプルなWebサイトを運用する目的ですので、下の図のように控えめな仕様で仮想サーバーを作成してみようと思います。なお、割り当てるリソースについては、利用状況やパフォーマンスを見極めつつ、仮想サーバー作成後も自由に増減することができますのでご安心ください。

次は、プライマリディスクとしてデータストアゾーンとディスクサイズを設定します。データストアゾーンではDSZ01を選択。プライマリディスクのディスクサイズ(容量)は、最小5GBからとなっていますので、まずは最小構成でいってみます。

次は、スワップディスクとしてデータストアゾーンとディスクサイズを設定します。こちらも、プライマリディスクと同じDSZ01を選択。そして、スワップディスクのディスクサイズ(容量)は、最小2GBからとなっていますので、こちらも最小構成でいきます。

次は、ネットワーク構成です。

ネットワークゾーンでは、Public Network Zoneか Local Network Zoneのどちらかを選択します。Public Network Zoneを選択した場合、グローバルIPを利用できます。Local Network Zoneだと利用できませんので、利用用途にあわせてご判断ください。Webサイトの問い合わせフォームをSSLで保護したいので、Public Network Zoneを選択します。

ポートスピードは、Mbps単位で回線帯域を入力します。1台の仮想サーバーに対して、最大10Mbpsまで無料ですので、マックスで設定してみます。ここは遠慮しません。なお、これまでの設定内容ですと契約プランの月額料金の範囲内でまかなえます。そのため、この時点で追加料金は一切発生しないことになります。

最後に自動化設定です。下記の3点について、YES/NOを判断する必要があります。

  • 自動でバックアップを行う
  • 自動で仮想サーバーを構築する
  • オートスケールを有効にする

バックアップを希望しますので、クリック。そして、仮想サーバーの構築もシステムに任せます。ここで自動構築を選択しない場合、手動で仮想サーバーを立ち上げるエクストラの作業が必要となります。簡単かつ迅速に仮想サーバーを立ち上げるというテーマがある以上、ここは外せません。

今すぐオートスケールアップやオートスケールアウトを必要としませんが、将来的に必要となることは想定されるので、取り急ぎ有効にしておきます。もちろん、今はOFFにしておき、後日有効にすることもできます。
14時46分にスタートしてここに至るまでにかかった時間は、1分ちょっと。まだ、47分です。いよいよ仮想サーバーを立ち上げます。設定情報に問題がないことを確認した後、画面の一番下にある「仮想サーバーの新規追加」をクリックします。すると、即座にシステム処理が始まります。

あとは待つだけ。
と思ったら、あっという間に「仮想サーバー1号」というラベルを付けた仮想サーバーが立ち上がりました。予想以上に早くて、びっくり!この画面が現れ、仮想サーバーの電源が「ON」になっていることは、作成した仮想サーバーが起動していることを意味します。

仮想サーバーの作成という点では、この時点で完了です。まだ、時計の針は、47分を指したままです。
最後に、念のため、仮想サーバーが本当に立ち上がったのか、確認してみましょう。 ラベル以下に表示されている「仮想サーバー1号」をクリックすると、仮想サーバーの設定内容を確認できます。

ご覧のように、ずらっと仕様が表示され、さきほど設定したとおりの設定内容で仮想サーバーが作成されたことを確認できました。また、仮想サーバーのアクティビティログを見れば、14時47分に仮想サーバーの作成処理が行われたことも分かります。

本日の結論 「仮想サーバーを作成するのに、3分も要らない!」

初チャレンジにして、3分以内に仮想サーバーを作成することに成功しました。ヨカッタ、ヨカッタ。では、次回は、作成した仮想サーバーにアクセスして、「中身」を覗いてみます。


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