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2011/9/27

困った時こそ、オートスケールアップ!その壱

GMOクラウド株式会社の芦田です。今日は、クラウド特有に優れた機能である「オートスケールアップ」を取り上げてみます!GMOクラウド Publicの機能の中でも、一際人気の高い機能です!

タイムセールでアクセス集中!ショップ表示が不安定で、売りたいのに売れない

在庫を抱えたショップ運営者として最悪なケースです。

セール狙いでがっつり買うつもりで来たのに、サイトが落ちている・・・

そんなエラー表示ばかりのショップでは、お客さまも興ざめです。

メディアで取り上げられて、アプリ人気が急騰!結果、配信サーバーはダウン寸前……

良質なアプリが次々と登場し、競合がひしめき合うアプリ市場。Android Marketとは別ルートで、独自にアプリ配布を行うケースも珍しくありません。しかし、注目を集めてもダウンロードに時間がかかるようでは、せっかちなユーザーはすぐに断念し、別のアプリに目移りしていくかもしれません。

アクセス集中は人気の証!でも、障害を引き起こす要因でもある

突然訪れた好機は経営層にとって嬉しい朗報ですが、サーバー管理者にとっては障害を引き起こす危険要因であり、単なるクライシスのひとつに過ぎないかもしれません。事実、障害が起きた時に最初に責任を問われるのはサーバー管理者です。ビジネス上の機会損失を防ぎ、自社商品やサービスを十分に提供したいと願う一方、突発的なアクセス集中に備える十分な環境を構築するほど、常に潤沢な予算を得られている訳でもないはずです。
でも、ご安心ください。こういった事態が起きた場合でも、柔軟かつスムーズに対応できるのがクラウドのオートスケールアップです。

必要な時に必要なリソース拡張を図るオートスケールアップ

オートスケールアップとは、CPU、メモリーなどのリソース強化によって仮想サーバーのパフォーマンスを向上させ、より高い負荷に耐えられるように拡張する便利な機能です。GMOクラウド Publicでは、全プランでオートスケールアップ機能を利用できます。この機能を利用すれば、サーバー管理者が自ら定めたポリシーに基づき、自動的にリソース強化を行います。また、CPUやメモリーにトリガーを発したオートスケールアップ時にサーバーを停止する、または再起動するなどの面倒な作業は不要ですので、管理者の手を煩わせることのない、シームレスなピーク時対策として有効です。また、必要な時だけ必要なだけ拡張を行うことで、投資コストを極力抑えられるという経済的なメリットも見逃せません。

GMOクラウド Publicで設定できるオートスケールアップのポリシー

どんな時にどれだけサーバーのリソースを拡張するか、そのポリシーは、管理者が自由に定めます。GMOクラウド Publicの場合、オートスケールアップを実行するポリシーは、CPU、メモリー、ディスク容量といった仮想サーバーに割り当てられたリソースの使用率とその状態が継続される時間によって定めることができます。また、スケールアップした場合に追加されるリソースの条件も同時に定められます。ポリシーの設定例を幾つかあげてみます。

  • 例1 CPU使用率が70%を超えた状態が5分間続いた時点で、スケールアップを実行し、CPUの上限値を上げる!
  • 例2 メモリー使用率が70%を超えた状態が10分続いた。スケールアップ実行で、メモリー512MB追加!メモリー追加も効果を得ず、暫くしてメモリー使用率が70%を超えた状態が10分続く。その日、二度目のスケールアップを実行して、更にメモリー追加でなんとか凌ぐ!

機会損失を防ぎ、成果をあげる上手なクラウド活用術

オートスケールアップ機能を備えたクラウドは、従来のオンプレミス(自社サーバーやレンタルサーバー)では対応の難しかったスケーラビリティの問題を容易に解決します。セール実施に伴う負荷が高まる時だけ一時的にリソース拡張を図り、より多くのお客さまに快適なショッピングを楽しんでもらうようにすれば、自然と売り上げアップという好結果も伴います。アプリ公開直後やメディア報道後など、アプリが欲しいと大勢のダウンロードのリクエストが寄せられた時も、配布サーバーを拡張することでピーク時を乗り切れば、より多くのファン(アプリユーザー)が生まれます。このように「必要な時に必要なリソース強化を図り、投資コストを最適化した上で突発性の高いピーク時を乗り切る」という、便利なオートスケールアップ機能を試してみませんか? 次回の記事では、オートスケールアップの設定方法をご紹介します。


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