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【サイト種類別】
Webサイト構築の費用相場とサーバー選びのポイント

Webサイト構築の費用はサイトの種類や規模によってさまざまですが、どの程度の予算を見積もったらよいのか、相場がわからない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、サイト構築費用の相場をサイトの種類別にわかりやすくご紹介します。また、サイト構築で必須のサーバー選びについても合わせて解説します。

Webサイト構築費用は、主にサイトの種類・規模で変わる

サイトの構築費用は、主にサイトの種類とサイトの規模によって変わります。

サイトの種類には、次のようなものがあります。

  • コーポレートサイト
  • ECサイト
  • ランディングページ
  • 採用サイト
  • ポータルサイト

サイトの規模は、主にページ数によって決まります。サイトの種類によっても異なりますが、一般的なコーポレートサイトの場合、次のようなページ数が目安となります。

  • 小規模サイト:1~10ページ
  • 中規模サイト:10~30ページ
  • 大規模サイト:30ページ以上

必要最低限の機能だけの小規模なコーポレートサイトであれば安く構築できます。一方、高度な顧客管理システムや独自性の高いデザインを実装し、大規模なコーポレートサイトになると、その分構築費用も高くなります。

サイトの種類や規模によって実装すべき機能や作業工程も異なるため、サイト構築費用の目安は「サイトの種類×サイト規模」だと考えるとよいでしょう。

  • サイト構築費用=サイトの種類×サイト規模

それでは、以下にサイト構築費用について、サイトの種類・規模別に一つひとつわかりやすく解説します。

【コーポレートサイト】構築費用の相場

コーポレートサイトの構築費用の相場は以下の通りです。

小規模サイト 1~10ページ 20~80万円
中規模サイト 10~30ページ 80~150万円
大規模サイト 30ページ以上 150万円~

企業のホームページなどのコーポレートサイトは、主に会社概要や企業理念、サービス内容、実績紹介、お問い合わせなどのページから構成され、その多くは小規模~中規模のサイトです。

名刺代わりに使うための必要最低限の簡素なホームページであれば20万円程度で構築できます。

ブランディングや集客のためにデザインや機能面にもこだわる場合は、60~100万円程度の費用がかかります。

サイトの規模が大きくなればその分費用も増え、多数のサービスを展開する大企業のホームページだと150万円以上の費用がかかる場合もあります。

【ECサイト】構築費用の相場

ECサイトの構築費用の相場は以下の通りです。

小規模サイト 1~50ページ 100~200万円
中規模サイト 50~100ページ 200~500万円
大規模サイト 100ページ以上 500万円~

ショッピングサイトなどのECサイトは規模によって構築方法が異なり、費用も大幅に変わります。小規模~中規模サイトならEC-CUBE(イーシーキューブ)やWelcart、WooCommerceなどのオープンソースを使って構築するため、比較的費用を抑えられます。

一方、大規模サイトの場合は、ECサイト構築に最適なサービスがまとまったパッケージやフルスクラッチ(完全オーダーメイド)で構築する必要があるため、費用が500万円以上かかることもあります。

ECサイトは在庫管理や決済機能、顧客管理機能などが必須であるため、一般的なサイトに比べて構築費用が高くなることが多いです。さらに決済機能や管理機能などの中には、手数料や月額料金がかかるものもあるため、サイト公開後の運用費用まで予算に入れておくとよいでしょう。

【ランディングページ】構築費用の相場

ランディングページの構築費用の相場は以下の通りです。

小規模サイト 1ページ
(テンプレートを使ったシンプルなデザイン)
10万円程度
中規模サイト 1ページ
(オリジナリティの高いデザイン)
10~50万円
大規模サイト 1ページ
(デザインだけでなく成果にもこだわったもの)
50万円~

ランディングページは基本的に1ページで構成されます。そのため、ページ数ではなくページの品質によって費用が決まることが多いです。

テンプレートを使ったシンプルなデザインであれば10万円程度で構築できます。デザインやコンテンツの品質も重視し、反応が取れるなど成果にもこだわったランディングページを構築する場合は、50万円以上かかることもあります。

一般的なサイトに比べると安価ですが、ランディングページは企業の利益にも直結する重要なページであるため、品質と費用をバランスよく考えることが求められます。

【採用サイト】構築費用の相場

採用サイトの構築費用の相場は以下の通りです。

小規模サイト 1~5ページ
(テンプレートを使ったシンプルなデザイン)
40~80万円
中規模サイト 5~10ページ
(オリジナリティの高いデザインで取材コンテンツも含むもの)
80~150万円
大規模サイト 10ページ以上
(文章だけでなく動画を使うなどコンテンツの品質にもこだわったもの)
150万円~

採用サイトはサイトの規模だけでなく、デザインやコンテンツの品質によっても構築費用が大きく変わります。テンプレートを使った数ページ程度のシンプルな採用サイトであれば比較的安く構築できますが、経営者や社員へのインタビューなどの取材コンテンツやオリジナルの動画コンテンツを掲載する場合は構築費用が高くなります。

一般的に、新入社員一人を採用するために70~100万円程度の費用がかかり、採用する人数が増えればそれだけ採用コストも増えます。最近では多くの企業が採用サイトを構築し、コスト削減を図っています。

自社にあった人材獲得のためには、企業が求める人材像や企業文化などを正しく伝えるデザイン力も求められます。

【ポータルサイト】構築費用の相場

ポータルサイトの構築費用の相場は以下の通りです。

小規模サイト 1~20ページ 100~200万円
中規模サイト 20~50ページ 200~500万円
大規模サイト 50ページ以上 500万円~

数多くの情報を集約するポータルサイトは、ユーザビリティ(サイトの利便性)を高めるデザインやサイト内検索・会員登録などの各種機能、コンテンツを配信するためのCMS導入などが必要となるため、一般的なサイトより構築費用が高くなります。

また、多くのユーザーを獲得するためには、質の高いコンテンツ制作も不可欠であり、SEOコンテンツの制作費用もかかります。さらには、大量アクセスにも耐えられるサーバーの導入やサイトの高速化など、デザイン以外の面も考慮する必要があり、総合的なサイト構築が求められます。

それ以外でサイト構築費用に影響を与える要素

サイト構築には、サイトの種類や規模だけでなく、次のような要素も費用に影響を与えます。

  • 機能(高度な機能の実装や外部ツールの導入)
  • CMS(WordPressやMovable TypeなどのCMSの導入)
  • 発注先(制作会社や個人など誰に発注するのか)

これらの要素の組み合わせで、構築に必要な費用も大きく変わります。自社にあったサイト構築を考え、無駄な費用を削減するためにも、これらの要素をよく理解しておきましょう。

以下に、具体的に解説します。

機能

サイト構築に必要な機能の実装や外部ツールなどの利用によって費用が変動します。

機能には予約フォームや高度なサイト内検索、会員登録などがあり、実装したい機能が多いほど費用も増えます。また、外部ツールとしては、決済機能や顧客管理機能、SNSへの自動投稿ツールなどが挙げられます。外部ツールの導入・運用には別途費用がかかり、サイト構築後も一定の月額料金が生じる場合があります。

さらに、サイトの各種機能や外部ツールは定期的にセキュリティ向上や不具合解決のために更新されるため、保守管理費用もかかります。保守管理を自社で行うか、外注するかによっても費用が変わります。

導入費用が安くても保守管理費用が高くつくケースもあるため、有料の機能やツールを導入する際には、運用後の予算計画もよく検討するようにしましょう。

CMS

CMS(Contents Management System:コンテンツ管理システム)とは、サイト内にブログ記事などのコンテンツを効率よく制作・管理できるシステムのことです。代表的なものには、WordPressやMovable Type(ムーバブルタイプ)などがあります。

情報発信に力を入れたいコーポレートサイトやポータルサイトでは必須のシステムで、これらのCMS導入も外注すると数万円程度の費用がかかります。

また、既存のCMSではなく、自社にあった独自の管理システムを構築する場合、少なくとも100万円以上はかかるため、サイト全体の構築費用もかなり高くなります。

サイト構築費用を抑えるため既存のCMSを導入するなら、使いやすさや導入費用の安さからWordPressを最もおすすめします。WordPressはオープンソースのCMSであるため、無償でインストールして使用することができ、機能性・カスタマイズ性にも大変優れています。

CMSは、サイトの規模や予算に応じて選ぶとよいでしょう。

発注先

発注先をどこにするかによっても、費用が大きく変わります。

主な発注先には、次の3つがあります。

  • 広告代理店
  • Web制作会社
  • フリーランス

広告代理店が最も費用が高く、フリーランス(個人事業主)が最も費用が安くなります。

広告代理店が最も高いのは、もともと集客やマーケティングを得意としているため、サイト構築はWeb制作会社に外注することが多いためです。平均的な構築費用に対して20~50%程度の利益が上乗せされるため、高額となります。

しかし、相当の費用がかかる反面、サイト構築から集客コンサルまで手厚くサービスを受けられることが多く、成果を確実に上げたい場合にはおすすめです。

一方、フリーランスの場合は、一般的なWeb制作会社に比べてかなり費用を抑えることができ、コーポレートサイトなら20~30万円程度で構築できます。しかし、費用が安い分、高度な機能の実装やデザイン制作、保守管理などには対応していない場合もあるため、サイトの品質を重視する場合は不向きです。

「とりあえず名刺代わりのサイトが欲しい」「できるだけサイト構築の費用を抑えたい」という場合は、フリーランスを活用するとよいでしょう。

また、サイト構築をプロに任せて運用や保守管理は自社で行うという場合には、Web制作会社に発注するのが効率的でコストパフォーマンスも高いと言えます。

発注先の特徴と費用感は、それぞれ以下の通りです。

広告代理店 集客やマーケティングの施策も対応可能だが最も費用が高い
Web制作会社 集客やマーケティングには限界もあるが費用は標準的
フリーランス 人によってスキルの差が大きいが最も費用が安い

Webサイト構築には、サーバー選びも重要

サイト構築に欠かせないものが、レンタルサーバーです。レンタルサーバーの容量やスペックによって、サイトの表示速度や安定性も変わります。また、サイト構築に必要な常時SSL化や各種CMSのインストール、バックアップ機能なども標準で使用できるサーバーを選びましょう。

価格だけで安易に選んでしまうと、後でトラブルが起こってサーバーを引っ越すなど大変な手間と費用がかかってしまうため、最初のサーバー選びが大切です。

  • 共用サーバー:1台のサーバーを複数人のユーザーが共有して使用するサーバー
  • 専用サーバー:1台のサーバーを1人のユーザーで専有して使用できるサーバー
  • VPS:1台のサーバー上に複数の仮想サーバー領域をつくり複数人のユーザーで共有して使用するサーバー
  • クラウドサーバー:1台の仮想サーバーを1人のユーザーで専有できるサーバー

小規模サイトなら共用サーバーでも十分サイト構築が可能ですが、中規模~大規模サイトの場合は安定性に優れた専用サーバーやクラウドサーバーの利用がおすすめです。サイトの種類や規模に合ったサーバーを選びましょう。

低価格・高性能・サポート充実のクラウドサーバーはALTUS

サイト構築に最適な高性能クラウドサーバーとしておすすめなのが「ALTUS(アルタス)」です。

ALTUSは導入費・データ転送量が無料で、サイトの規模に応じて必要な分だけ容量を構築できるため、低価格ながら安定性に優れています。

各種CMSの導入や常時SSL化などサイト構築に必要な機能も簡単に実装でき、サーバーの導入支援から運用代行までを行うマネージドサービスも提供しており、さまざまなニーズに対応可能です。また、24時間・365日のサポート体制は業界内でも高く評価されています。

ALTUSでは、6,700社を超えるパートナー企業の中から、サイトの用途や規模にあったWeb構築会社をまとめてご提案することが可能です。

ご希望の方は、以下のお問い合わせフォームからそのまま資料請求もできるため、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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