無償で使えるRHELクローン(※1)として親しまれてきたCentOS Linuxの最新バージョン「CentOS Linux 8」は2021年12月31日で開発元のCentOS Projectのサポートが打ち切られます。CentOS Linux 7は従来通り2024年6月30日までサポートされますが、CentOS Linux 9以降はリリースされないため、CentOS Linuxの代替OSを探している方も少なくありません。ここでは、GMOクラウドALTUSが提供している代替候補となるOSの紹介および違いやメリットについてご紹介します。
※1: 有償ディストリビューションとして実績のあるRed Hat Enterprise Linux (RHEL)を元にコミュニティなどで開発されたRHELのクローン製品
OS名 | 概要 | 無償利用 | サポート終了期限 (2021年10月時点) |
初版公開年 | Plesk対応 |
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CentOS Stream 8 |
CentOS Projectが開発しているRHELのアップデート事前確認用のディストリビューション | 〇 | 2024年5月 | 2019年 | × |
AlmaLinux 8 |
CloudLinux社が主導するコミュニティで開発しているRHELクローン | 〇 | 2029年 | 2021年3月 | 〇 |
Rocky Linux 8 |
CentOS Projectの共同設立者のGregory Kurtzer氏が立ち上げたコミュニティで開発しているRHELクローン | 〇 | 2029年5月 | 2021年6月 | × |
MIRACLE LINUX 8 |
サイバートラスト社が開発しているRHELクローン | 〇 | 2032年5月 | 2021年10月 | × |
Oracle Linux 8 |
Oracle社が開発しているRHELクローン | 〇 | 2029年7月 | 2006年 | × |
Ubuntu 20.04 LTS |
Canonical社の支援で開発されているDebianから派生したディストリビューション | 〇 | 2025年4月 | 2004年 | 〇 |