VPSもクラウドも仮想化技術を使って、仮想サーバーをクライアントに提供しています。
ですが、VPSとクラウドでは大きく異なる点があります。
VPS
固定リソースの仮想サーバーを1台契約し、契約後にサーバーに対してリソース拡張・縮小することはできません。
リソース拡張・縮小したい場合は、一旦、契約を解除してから再契約を行い、データ移行を行う必要があります。
クラウド
自由なリソースの仮想サーバーを1契約で複数台契約することができ、契約後も契約を解除することなく、必要なリソースに変更することができます。
クラウドならではの標準機能(ロードバランサーやスナップショット機能等)や高機能(専用セグメントやVPN機能等)が利用できるため、
拡張性や柔軟性を求める方にはおすすめです。
クラウド活用方法1
〜ユーザーテンプレートの活用〜
ユーザーテンプレートを活用することで、わずか数分で仮想サーバーを複製できます。
2台目以降のサーバーを構築する際は、最初から環境を構築することなく、同じ環境をすぐに構築できるため、サーバー構築の手間を大幅に削減することが可能です。
冗長化を考慮して複数台のサーバーで運用する際や、検証環境から本番環境へ切り替える際にも利便性の高い"クラウドならでは"の機能をぜひご活用ください。
クラウド活用方法2
〜同一IPアドレスで簡単にロードバランサーを導入〜
GMOクラウド ALTUS Basicシリーズでは、同じIPアドレスで標準のスタティックNATから簡単にロードバランサーの構成へ変更できます。
サービス開始当初は仮想サーバー1台で運用、アクセスが増えてきたら2台に増設し、ロードバランサーへ構成変更することでDNSレコードの変更を行うことなく、簡単に快適なWebサイトを提供できます。
※VM=Virtual Machine (仮想サーバー)