GMOクラウド ALTUSは、強固で高セキュアな国内データセンター内に
クラウド設備を冗長構成にて設置、運用しています。
万一クラウド環境を構成する物理サーバーに障害が発生した場合でも
標準搭載のオートフェイルオーバー機能で、高い可用性を実現。安全に安心してご利用いただけます。
強固な地盤で災害に最も強い立地にある国内データセンターにクラウド環境を構成しております。突然の停電から機器を守るための無停電装置、電力の供給がストップしても電力供給が可能な自家発電装置を備えており、変電所からの2系統特別高圧受電による電力の安定供給を行います。また入館管理としては有人受付、共連れ防止扉、監視カメラや複数回認証により高セキュアに守られています。
電源 | 24時間365日安定供給 |
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無瞬断2回線ループ受電方式 | |
予備電源回線をさらに装備 | |
停電時2台の非常用発電機によるバックアップ | |
セキュリティ対策 | データセンターおよびサーバールーム入館、入室時のIDカードを利用した二重チェック |
耐震/防火/空調設備 | ビル全体が耐震構造 |
IDCフロア耐震用フレーム構造 | |
消火用ハロゲンボンベ設置 | |
室内温度22(±2)度、湿度30(±5)%に常時設定 |
インターネット回線はマルチキャリアによる広帯域バックボーンを採用。ネットワーク機器もシングルポイントをなくした冗長構成で構築しているため、万一の障害・故障発生にも無停止でご利用いただけます。
仮想サーバーが稼働する物理サーバー(ハイパーバイザー)については複数台のクラスタ構成にてコンピューティングリソースを提供しております。HA(High Availability)機能を標準搭載していますので、仮想サーバーに特別な設定なくオートフェイルオーバーを実行します。
可用性の高いシステム構成を実現する上で、オートフェイルオーバーが役立ちます。お客さまの仮想サーバーが稼働する物理マシンを常時監視して、万が一の障害発生時にはオートフェイルオーバーを実行。これによって、仮想サーバーは別の正常な物理マシンへ移された上で再起動されます。物理マシンの障害による被害範囲を最小限にとどめます。
※ オートフェイルオーバーが完了するまでの時間は、お客さまの仮想サーバーが収容されているALTUS物理マシンの状況によって異なります。
オートフェイルオーバー(HA)は、ハイパーバイザーが停止した場合でも別のハイパーバイザーへ移行することができる機能です。
その一方で、ハイパーバイザーは停止せずに仮想サーバー単体が停止した場合では、別のハイパーバイザーへ移行できないことが課題になります。
また、仮想サーバーの移動には、数秒から数分単位の通信断が発生します。この通信断を発生させないためには、仮想サーバーレベルでの冗長化が必要となります。
解決方法は、下記のようにいくつかあるものの、それぞれに難点があります。
①仮想サーバー単位でのActive-Standby構成による冗長化
(難点)サーバーダウンの検知からスタンバイに切り替わるまでの時間はサービス断が発生
②アクティブな仮想サーバーを複数台構成する
(難点)どのソリューションを組み合わせて、データの同期をするかの選定や動作検証等、構築の手間や難易度が高い
ALTUS Basicシリーズ では、簡単にアクティブノードによる冗長構成を構築したいお客さま向けに、ご要望に合わせてGlusterFSとGaleraを用いた、3台のアクティブサーバーによる冗長化構成の設定代行を承っております。
サービス断を最小限にとどめたい。さらに高い可用性を実現させたい方はぜひご検討ください。