株式会社GOOYAさまは、2004年10月設立、2005年2月に営業を開始されました。WEB制作・開発受託から事業を開始し、現在では、制作開発事業、人材関連事業、検証事業へと拡大。2013年には宮崎県にスマートデバイス向けソフトウェア検証センターを立ち上げ、これまで培った技術をさらに高精度で提供できる地盤作りを進めておられます。今回は、株式会社GOOYA TECH事業部 灰野 均さま、TECH事業部 Development Unit マネージャー 桑原洋一路さまに、GMOクラウドを採用した経緯などについてお話を伺いました。
キーワード
クラウド導入による効果
ご利用中のサービス
GMOクラウド Public
業種
制作開発事業、人材関連事業、検証事業
-はじめに、御社の主な事業内容について説明していただけますか。
灰野さま 「当社は2014年10月で10周年を迎え、11年目に入りました。設立当初は、WEB制作・開発受託から事業を開始し、現在では、我々がいるTECH事業部の制作開発事業、ICT事業部が担当する人材関連事業、TECH事業部が担当する検証事業と、3つの事業を展開しています。ICT事業部では、業界未経験の人材を採用して自社の教育カリキュラムを受講していただき、IT人材として派遣するサービスや、クライアントが望むスキルセットをもった人材を育成するサービスを展開しています。一方、TECH事業部では、地域経済活性化を目標に宮崎で支社を立ち上げ、アプリケーションの動作テストや、ユーザビリティ検証、スマートデバイスの検証業務を行っています。」
「そして、我々のTECH事業部では、設立当初からのWEB制作・開発受託を行っています。クライアントさまのニーズに対して、ワンストップで提案から実装、運用まで全てできることを、我々の強みとしています。この中でもメインはWebサービスになりますので、インフラは必然的にクラウドサーバーになります。その中で、御社のサービスを我々のサービスとあわせてご提案しております。」
ーGMOクラウドについては、どのような印象をお持ちでしたか?
株式会社GOOYA TECH事業部
灰野 均さま
株式会社GOOYA TECH事業部
Development Unit
マネージャー
桑原 洋一路さま
桑原さま 「私自身は社歴がそんなに長くはないので、設立当初の状況を伝え聞いているところによりますと、当社代表がGMOグループ出身ということで、インフラとしてGMOクラウドを積極的に試していたようです。試しているうちに、「いいよね」ということになって、今も継続して使用していると聞いています。私自身もGMOクラウドは前職で多用していたこともあって、こういった環境に違和感はなかったですね。」
灰野さま 「私と桑原は前職が同じ会社で、勤務地が渋谷でした。場所的に近いこともあって、GMOのSEさんともいろいろとやらせていただきました。それでGMOグループのサービス全体を使っていたこともあり、当時の経験が今につながっています。」
桑原さま 「今は、スポーツメーカーさまのコーポレートサイトやキャンペーンサイト、自社のルリアージュというサービスの中で、GMOクラウドを採用しています。特殊業務というよりは、お客さまからオファーされたタイミングで、色々選択した中でクライアントが採用いただいたクラウドサーバーを随時活用し、ビジネスとして展開しているといった状況です。クライアントからの指定がない場合は、GMOクラウドのサービスを提案し採用されています。」
ー実際にGMOクラウドを採用されたビジネスでは、どのような効果がありましたか?
桑原さま 「当社がクラウドサービスを利用するのは、主にキャンペーンサイトです。そこで、クラウドベンダーを選定する際のポイントになるのは、価格面や拡張性と使い勝手のよさです。特に拡張性はお客さまが必ず確認される点で、特にキャンペーンサイトでは、簡単な操作ですぐにスペックを増強できるかどうかが重要です。他にも使い勝手という点では、すぐに立ち上げできるかどうかという点も含めて、以前から使っていたノウハウや慣れの部分が大きく影響しています。やはり、経験値が豊富なクラウドベンダーが安心ですね。」
灰野さま 「当社では、ワンストップで提案する場合のインフラとしてクラウドサーバーを推奨しています。しかしクライアントの方では、クラウドサーバーのベンダーがどの会社なのかという部分にあまり興味を持っていないのが現状です。技術的な興味というよりも、キャンペーンサイトが問題なく運用できて、効果がきちんと上がることが重要だと考えます。ですから、GMOクラウドの価格設定が固定であることや、トラフィックが上がる見込みに対して、スケールアウトがコントロールパネルで簡単にできてしまう、そんな利便性のよさというのが評価されていますね。」
桑原さま 「必要だとなった時に、問い合わせしてすぐに使える。しかも我々の方でコントロールパネルを使って、すぐに環境が構築できるというのは、もはや当たり前のような感覚で、当社の受注増につながっていると思います。」
ー今後の展望やGMOクラウドに期待することなどがあれば聞かせてください。
株式会社GOOYA
社長室 北野 哲さま
桑原さま 「スペック上は何も問題がなく、シンプルな構成構築がしやすく、ロードバランサーも設定しやすいので非常に重宝しています。残念なのはそのロードバランサーのIPが1つしかないところです。
その他では、イメージOSの提供数も多いので、いろいろと試しながら使い分けをしています。技術的な知識を持たないスタッフでも、安心して利用開始できるところがいいですね。他のクラウドベンダーのコントロールパネルは高機能であることを前面に出しているせいか、GMOクラウドに比較すると設定がしづらい印象を持っています。本当に必要なのは、素早く設定して、問題なく運用できることですから。先程申し上げたロードバランサーの課題は、必要な時は仮想サーバーを立ち上げて、そこでロードバランサーを構築するようにすればいいので致命的な問題ではありませんが、やはり改善して欲しいですね。」
灰野さま 「お客さまと打ち合わせの時にも管理画面がわかりやすく、見た目にもフォントがちょっと大きめになっていたり、わかりやすいアイコンがあったりします。また、遷移の方もクリックしたらこうなりますといった、説明のしやすいのはいいと思いますので、今後も続けて欲しいですね。キャンペーンサイトであれば、やりたいことがスムーズにできるということが一番大事なので、そういったDNAは新サービスに移行された時でも引き継いで欲しいと思います。」
桑原さま 「クラウドサーバーが、ビジネスのツールとして浸透してきたこともあって、かなりコモディティ化していると感じています。サーバー自体の個性も無くなってきていますね。そうすると、今後は付加的なサービスとして、迅速に立ち上げができることや使いやすいユーザインターフェイス、監視サービス関連のオプションサービスが充実してくるといいと思います。特に監視サービス関連は、クライアントにとって契約した環境がどう変化しているかについて、グラフ化などができればクライアントへの報告も容易になります。そうすれば、当社の営業もクライアントへの新たな提案ができるようになりますので、クライアントの新たなビジネス展開にGMOクラウドを提案する機会も増えると思いますよ。」
灰野さま 「ワンストップで提供している当社としては、そのようなサービス強化は本当にうれしいですね。提案時に有用なサービスが付加されてくれば、フロントになっている営業やディレクターが適切な情報を持ってクライアントに対面できるので、ぜひ実現して欲しいです。」
ーお忙しいところご協力ありがとうございました。
会社名 | 株式会社GOOYA |
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本社 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町3-24 カコー桜丘ビル6F |
事業内容 | 1.スマートフォンアプリ検証事業 2.システムエンジニアリング事業 3.自社メディア事業 |
Webサイト | http://www.gooya.co.jp/ |
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※製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本インタビューは、2015年2月時点の情報です。