株式会社オーバードライブさまは、音楽CD・DVD・ゲーム等のパッケージ、および関連商品のデザイン企画、制作などの『デザイン事業』、インターネットコンテンツの企画、制作、運営、各種デジタルコンテンツのグラフィック制作などの『IT事業』カタログ、パンフレット、チラシなどの『製造・印刷事業』を軸とし、幅広くサービスを展開しています。
Webサイトなどのコンテンツの提供には、クラウドサーバーであるALTUS Basicシリーズ上で、Pleskを搭載したサーバーを利用しています。
今回は、株式会社オーバードライブの代表取締役 下瀬 仁さまに、Pleskを採用した経緯や使い勝手などについてお伺いしました。
クラウド導入による効果
ご利用中のサービス
GMOクラウド ALTUS Basicシリーズ
業種
デザイン事業、IT事業、製造・印刷事業
ーALTUSを導入されたきっかけについてお聞かせください。
下瀬さま 弊社は、もともと音楽CD・DVD・ゲーム等のパッケージ、および関連商品のデザインをメイン事業としておりました。インターネットの普及に伴い、Webサイトも一緒に作ってほしいという声が増え、デザインだけでなく、Webサイトを提供したいと考えるようになりました。
しかし、社内にはサーバーに詳しいエンジニアがいるわけではないので、簡単で使いやすいクラウドサーバーを探したときに、以前より取引先の会社でALTUSを導入していた企業があり、操作性が良かったことが印象に残っていたため、ALTUSを導入しました。
クラウドサーバーを導入する際にAWSなども検討しましたが、知識を相当持っている方ではないと扱えないという印象があり、自社での運用は難しかったのです。それに対し、ALTUSはマニュアルも豊富で、インターフェースもとても分かりやすいものだったので、導入も比較的簡単に行うことができました。
ーサーバー管理ツール『Plesk』を導入した背景を教えてください。
下瀬さま コマンドやサーバー運用に関する知識がある人がいなかったので、レンタルサーバーのような感覚で利用するため、サーバー管理ツールを導入する必要がありました。ALTUSでは、管理ツールとしてPleskが提供されていたのが導入したきっかけです。
実は、ALTUSを導入する前にも、自社用のサーバーとして、いくつか別のサーバーを利用していたことがありました。WebminやcPanelなどのサーバー管理ツールも利用したことがあります。Pleskも当時の古いバージョンを使ったことがあったのですが、Pleskの進化はすさまじく、操作のスムーズさや機能の多さが格段に改善されていて、再度導入したときには感動を覚えました。今では、Plesk以外の選択肢はないと思うくらい愛用しています。
ーPleskを使っていて便利だと思う機能はありますか?
下瀬さま 便利だと思う機能はいくつかあります。一番はやはりWordPressを数クリックで導入できる「WordPress Toolkit」だと思います。WordPressを多く立ち上げる必要がある弊社としては、とても重宝する機能です。立ち上げだけでなく、一台のサーバー内で管理されている全てのWordPressのバージョンやPHPのバージョンなども簡単に管理することができるので、とても助かっています。
他にもサーバーを自社で運用するので、サーバーへのアタックなどに備えたセキュリティ対策をする必要がありました。Pleskは、IPSやWAF、FWなどのセキュリティの機能も多くて助かります。中でも不正アクセスから守ってくれる「fail2ban」がとても使いやすく気に入っています。この機能を使うことで、どれくらいアタックがされているのか確認できますので、例えば海外からのアタックが多いなと思ったら、アクセス遮断するなど調整ができ、攻撃を防ぐことが可能です。
ー今後に期待したいことなどがあればお聞かせください。
下瀬さま ALTUSもPleskも利用しやすく、完成度が高いと感じているため、新しい機能というよりは現状の使いやすさを継続してほしいと思います。
強いて言うなら、Pleskはとても機能が多いので、初見の方は少し取っ付きづらいかもしれません。機能の表示・非表示など選べるようにできると良いかもしれません。
ーお忙しいところ、ご協力ありがとうございました。
会社名 | 株式会社オーバードライブ |
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本社 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-11-4 共立ビル501 |
事業内容 | デザイン事業、IT事業、製造・印刷事業 |
Webサイト | https://www.overdrive.jp/ |
株式会社オーバードライブは主にアニメ・音楽・ゲーム・玩具に関連するロゴ、パッケージ、広告、WEBサイト等を手がけるデザイン会社です。
※製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本インタビューは、2020年7月に行いました。